著書

著書

言葉に向き合い、伝えるにこだわる いろんなカタチで表現したい 生きること、病と向き合うこと

 


『112日間のママ』(小学館)


清水初の著書『112日間のママ』は、
2016年2月、妻・奈緒さんの一周忌に刊行された。

奈緒さんとの出会い・結婚生活・闘病生活・出産、
清水家族が直面した「現実」が克明に記されている。

発売して1ヶ月で異例の10万部を記録し、
現在も増刷を繰り返しベストセラーになっている。

台湾、韓国でも翻訳出版され、

壮絶な闘病生活の中での、奈緒さんの笑顔は、
多くのメディアに取り上げられている。

悲しみ、悩み、喜び、希望、願い、
読者の多くの方が自分の今に重ねあわせ、

清水のもとには、今も多くのメッセージが届く。

最後のページを閉じたあとに、大切な人を、
ふと思っていただけたら嬉しいと清水は話す。

奈緒さんのことがあって、多くの方が、
自分のこと、家族のことを話してくれるという。

みんなが”今”と向き合い、踏ん張っている。

清水は自分たちがエールをいただいたように、
今を頑張っている方々にエールを贈りたいと話す。

●「いつも見ているシミケンさんからは想像も出来ないほど、大きなものを背負っていたんだなと思いました。闘病の辛さや奈緒さんの素敵さを、この本で感じることが出来ました。同じくらい素敵なシミケンさんをこれからも応援しています!」 ●「泣きながら、いろいろ思い出しながら読みました。笑顔でいること、プラスでいることの大切さ、感動しました。早期発見、がん治療向上が伸びますように」 ●「涙が止まりません。色々考えました。本当の強さ優しさとは」 ●「去年、母をがんで亡くし、他界する瞬間を思い出して涙が止まりませんでした。私は今、奈緒さんと同い年です。反抗期の息子と毎日ぶつかることもありますが、この時を、この一瞬を息子と共に過ごしていきたいと思います」 ●「声をあげて泣きました。奈緒さんの言葉のひとつひとつ、シミケンさんの想いに涙が止まりませんでした。私も父をがんで亡くした時、告知をして良かったのかと悩み続けました。でも天国から「心配するなよ」と言ってくれている気がします」 ●「生きていくために、大切な本になりました。しみけん、めっちゃ応援してます!共に生きる!」 ●「ずっと読みたかった本、会ったこともないのにすごく素敵な方だということが伝わってきました。旦那さんを立てて、一歩後ろを歩きながらも寄り添う。奈緒さんみたいな奥さん、ママに自分もなりたい」 ●「奈緒さんみたいな人と出逢えたら、ほんとに幸せだろうなって、女の自分でも思う。シミケンさんがうらやましい。自分に置き換えて考えるけど、正解は自分がほんまになってみなわからんのやろな」 ●「シミケンさんの笑顔が大好きです。だから、この本を読んだらシミケンさんの見方が変わってしまうのでは、そう思ってしまって、なかなか読めませんでした。でも読んで、本当に良かった。シミケンさんの姿にさらに力をもらえるようになりました」

『112日間のママ』の出版を機に、
多くの講演会依頼があり、清水は講演会活動を開始。

子育て中の方、闘病中・看病をされている方、
悲しい経験をしてしまった方、看護をされている方、

シングルファーザー・シングルマザー、
家族、学生、医療従事者、経営者、

様々な立場、境遇の方が、講演会に参加している。


2016年4月、一般社団法人清水健基金を設立。

ひとりでも笑顔の人が増えてほしい
ひとりでも悲しむ人が減ってほしい

入院施設の充実、がん撲滅、難病対策に取り組む
団体や個人の事業への支援活動を行っている。

一般社団法人清水健基金
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著書で何を伝えたいですか?と、

清水は聞かれることがあるという。

清水は、ひとつの正解ではなくても、

家族、夫婦のカタチは”それぞれ”で、
病との向き合い方も”それぞれ”の中、

ひとつの向き合い方を記すことによって、

「私だったら」「みんなそうなんだ」

いろんな感じ方、”それぞれ”の感じ方で、
生きているこの今を抱きしめてほしいと話す。



『笑顔のママと僕と息子の973日間』(小学館)

『112日間のママ』では、妊娠中に乳がんが発覚、
奈緒さんが出産後112日で亡くなるまでを記し、

本書では、シングルファーザーとしての生活や、
キャスターとして週5日の生放送出演、
土日を利用しての講演会活動などの日々を綴る。

また、体重が20キロ以上減ってしまい、
退社を決意した、当時の心境も語っている。

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後悔、喜び、悲しみ、希望、
言葉に向き合い、伝えることにこだわる。

清水は今日もマイクを握っている。